ホームページは資産、SNSは借地。どう使い分ける?
資産としてのホームページの活用法

ホームページは“資産”。SNSは“借地”。
これは、最近の「いくつかの出来事」を通じて浮かんできた言葉です。
既にホームページを持っている方には、
「この資産どう活かしていけるか?」を考えるきっかけに。
これから作ろうか迷っている方には、
「どんな可能性があるのか?」を知るひとつのヒントとして。
あらためて、“自分の場所”を持つことの意味について、一緒に考えてみたいと思い、このコラムを書きました。
SNSのほうが気軽。
でも、それだけじゃない
正直、SNSのほうが気軽に投稿できるし、反応も早い。
ホームページの更新は腰が重くなりがちだし「きちんと書かなくちゃ」と気負ってしまう人も多いと思います。
僕自身も、ついSNSばかりに頼りたくなる時があります。
でも、そんな中で感じた小さな違和感が、だんだんと確信に変わってきました。
たとえば、Instagramを使っていた知人のアカウントが、ある日突然乗っ取られ、いまだに戻ってきていないという出来事。
あるいは、X(旧Twitter)のタイムラインが丸一日近く機能しなかったという不具合。
投稿しても誰にも届かない、という感覚は、SNSを“主戦場”にしている人にとってはかなりの打撃だったはずです。
これらはすべて、「借地の上に家を建てている」不安定さを象徴しています。
SNSは短期的資産ならホームページは長期的資産。
SNSには、スピード感や拡散力という大きなメリットがあります。
ですが、投稿は時系列に流れていき、数日もすればほとんど見られなくなり、いい内容も、価値ある発信も、すぐに“過去の投稿”になってしまいます。
一方で、ホームページは積み重ねていける場所です。
検索にも引っかかるし、カテゴリごとに整理もできる。
「残したいこと」「ずっと伝えたいこと」が、ちゃんと“残せる”。
だから僕は、SNSは「短期的な資産(=借地)」で、ホームページは「長期的な資産」だと思っています。
僕自身もこのホームページをまだまだ育てていきます。
SNSよりはるかに大事にしています。
ホームページを活かせていない人へ、今だから伝えたいこと
今この話をしている中で、実は「作ってから手をつけられていないまま…」というお客さまの顔が何人か、ふっと浮かんでいます。
当時の僕の伝え方が未熟だったせいもあって、せっかく一緒に作ったホームページが“ただあるだけ”になってしまっている方も、正直います。
でも、ここで一つはっきり言えることがあります。
ホームページは「今からでも育てられる資産である」ということ。
何か大きなリニューアルをしなくてもいいんです。
- 最新のサービス内容を更新する
- 自己紹介を今の言葉で書き直す。
- 週に一度、HP内のブログ記事を更新する
- 月に一度、サービス内容を見直す
- 僕の無料相談枠をつかって有効な使い方を学んで実践する。
そうした少しの手入れが、ホームページに“息”を吹き込みます。
頻度に差はあれど、上記のようにホームページに手をかけている人ほど、業績が上がり数字に現れています。
先日も、新しい講座が「満席になりました!」と嬉しいご報告をいただいたばかり。
放っておいては何も起きないのは、SNSと一緒です。
資産は「育てる」「運用する」ことで価値を生み出します。
借地も活かす。資産も育てる。
もちろん、SNSが悪いわけではありません。
拡散力が必要なとき、気軽なやり取りをしたいときには、今でも非常に有効なツールです。
僕自身もSNSを適度に使っています。
SNSは“動線”を生み出す場所。
ホームページは“目的地”として、あなたの情報や想いをまとめておく場所。
どこから人が入ってきても、たどり着いてもらえる“拠点”があると、発信は点から線へと育っていきます。
でも、すべてをSNSに預けてしまうのは少し心もとない。
- “借りている場所”でできること
- “自分で持っている場所”でやるべきこと
その役割を分けて考えることが大切と考えています。
- これから発信を始めようとしている方も
- 今あるホームページを持て余している方も
このタイミングで「自分の場所をどう活かすか」を改めて見直してみてはいかがでしょうか。
もし「ちょっと更新してみようかな」「整えたいな」と思ったら、気軽に相談してください。
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一緒に、“育てるホームページ”の次の一歩を考えていきましょう。