WEBサイトのリニューアルって必要ですか?の質問のお答えします。

そもそもWEBサイトのリニューアルはどのような時に必要となるのか、大きく以下の3つに分類しました。
リニューアルを必要とする主な要因
- 内的要因
(自社側の変化)
• 事業内容や提供サービスが変わった
(新規事業の開始・撤退を含む)
• 顧客層やターゲットが変化した(例:BtoCからBtoBへ)
• ブランド戦略を刷新した(ロゴやトーン&マナーの見直し等) - 外的要因
(社会・ユーザー環境の変化)
• 検索順位が低下してきた(SEO観点)
• 競合サイトとの比較で見劣りするようになった
• ユーザーの行動が変化した(例:電話からLINEでの問い合わせへ) - 目的・目標の変化 • 集客力を強化したい
(SEO/広告連携/LP戦略の見直し)
• 採用強化を図りたい(求人情報ページの最適化)
• コンバージョン動線を改善したい(予約フォームやEC機能の最適化)
• ブランドイメージを刷新したい(「古い印象」の払拭)
人にたとえるなら、成長や変化に伴って、着る服が似合わなくなってくることがあります。
WEBサイトも同様に、事業者や運営者の成長とともに、更新や見直しが必要になる局面が訪れます。
デザインの“寿命”とは
一般的に、我々のような制作会社やマーケティング会社が示すリニューアルの目安は「3〜5年」と言われています。
これは、技術的な進化(表示速度、スマホ対応、CMS更新)や、デザイントレンド(余白・動き・フォントなど)の変化が主な要因です。
たとえば、動きの早いIT業界や採用系サイトでは2〜3年周期で見直しが入ることも珍しくありません。
一方、BtoB業界など変化の少ない領域では5年以上の長期運用も現実的です。
重要なのは「デザインが古いかどうか」ではなく、「伝えるべき内容が適切に伝わっているか」。
信頼性や世界観が正しく伝わっていれば、表面的な更新だけで十分な場合もあります。
単なる気分転換ではなく「意図ある更新」を
まれに「そろそろ変えたい」という感覚的なご相談をいただくこともありますが、その場合は目的や課題感を丁寧にヒアリングし、「なぜ変えたくなったのか」を言語化するところからサポートしています。
明確な理由が見出せないまま進めるリニューアルは、成果につながりにくいためです。
WEBサイトをリニューアルすべきかどうかの判断軸は、「見た目の古さ」よりも、「現在の役割を果たしているかどうか」です。
私たちはそう考えています。
うちのホームページはどうなのかな?って思ったらお気軽にご相談ください。
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