僕が“ミュートされるのが怖い”をやめた理由

集客には「しつこさ」が必要だと、僕は本気で思っています。そして実際に、集客で成果を出している人は、ほぼ間違いなく“しつこい”です。
もちろん、あからさまな押し売りをしているわけではありません。でも、SNSの投稿も、ストーリーズも、DMも、ライブ配信も、何度も繰り返して案内している。しつこいくらい伝えている。成果を出している人ほど、そんな印象を受けることが多いです。
でも、集客がうまくいっていない人ほど、逆の動きをしています。「しつこくしたら嫌われるかもしれない」「しつこくしたら迷惑かも」「ミュートされちゃうかも」そんな不安から、一度か二度投稿して、あとは何も言えなくなってしまう。リスクを恐れて、控えめに、遠慮がちに、発信の数を減らしてしまう。
でも、考えてみてください。ただの「宣伝・告知」だけを何度も繰り返していたら、確かにリスクは高まるでしょう。情報としての価値が薄く、発信者の都合ばかりが前に出ていれば、それは興味を持たれづらいし、ミュートされても仕方がない。でも、そこに「有益な情報」や「ちょっとした気づき」や「相手の得になるヒント」が含まれていたらどうでしょう?
「しつこい」のではなく、「ありがたい」になりうるんです。
たとえば、テレビ番組を想像してください。内容は薄いのに番宣ばかり流している番組って、正直ちょっと退屈ですよね。でも、面白くて夢中になって見ている番組の中で、キャストが別番組を告知したとしても、そんなに気にならない。それどころか「へえ、あの人こんなのにも出るんだ」と興味を持ってしまったりする。これは、「番組の内容=価値」があるから、番宣が気にならないわけです。
これって、SNSの投稿でも同じだと思うんです。ただのチラシを配っても受け取られないことが多いけど、寒い冬にティッシュに包まれた広告が手渡されたら、自然と手が伸びる。これも、広告の“価値”に「タイミング」や「実用性」が加わることで、受け入れられやすくなるという好例です。
僕自身、昔は「こんなに何度も言ったら、うざがられるんじゃないか」と怖くて、必要な案内をほとんど出せずに終わったことがあります。そして、後から言われました。「そんなのやってたなんて知らなかった!」と。あれほど悔しかったことはありません。僕の中では“何度も言ったつもり”だったけど、それは“届いていなかった”だけ。SNSのタイムラインは日々流れていきます。投稿は思った以上に見られていないし、たった一回で伝わることなんて、ほとんどない。
人は忘れます。忙しいです。タイミングも合わなかったりします。
だからこそ、伝え続ける必要があるんです。
何度も伝えることは、相手のためなんです。「あなたに知ってほしい」「これはあなたの役に立つと思う」「必要な人に届いてほしい」そう思って発信するなら、それは“親切なしつこさ”です。そこに温度がある限り、伝えることは悪ではないし、むしろ“選んでもらえるきっかけ”になります。
もちろん、ただ同じ投稿をコピペのように連投するのではなく、言い回しを変えたり、切り口を変えたり、ストーリーや事例を交えて伝えたり、そういう工夫は必要です。でもそれは、伝える“回数”を減らす理由にはなりません。届けたい人に、ちゃんと届くまで、何度でも言っていい。
「しつこい」と思われるかもしれない、という不安は、あなたが相手のことを考えられる人だという証拠です。でも、その優しさがブレーキになって、届けるべき人に届かないのは、やっぱりもったいない。今、あなたが伝えようとしているものが、相手にとって本当に価値のあるものなら、遠慮はいりません。
優しさを込めて、しつこく届けましょう。
嫌われないように、ではなく、届くように。
誰にも届かない優しさより、ちゃんと届くしつこさを。
あなたのサービスや言葉を待っている人のために、今日も一歩、声を届けていきましょう。